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ソレヨリノ前奏詩(minori)感想  

【作品概要】
シナリオ:鏡遊、御影、花見田ひかる、伝野てつ
原画:柚子奈ひよ、sataりすく、水野早桜
音楽:天門、柳英一朗


感情を読める少年と、心に壁を持つ少女の物語。
「夏空のペルセウス」「12の月のイヴ」に続くminoriのシリアス系エロゲー。

【シナリオ構成・攻略順】(ネタバレ注意)
体験版(共通)の第一部と個別ルートの第二部の構成。
攻略順は真響→はるか→永遠としました。
ルート選択肢は一つで、真響とはるかのどちらかを先ず選択して、一人目攻略後選ばれなかった方のルートに自動的に突入。二人目攻略後、グランドルート(永遠)となる仕組み。
実質、真響かはるかどちらを先にやるかの二択になるので真響→はるかの攻略順を推奨

【シナリオ評価】
シリアス路線にヒロインの心理描写とエロさを盛り込む手法は相変わらず健在でした。
特に心理描写に関しては、主人公"宮坂終"とメインヒロイン"姫野永遠"の相互関係が丁寧に描かれていました。

ここからはストーリーの特性上、体験版部分は容赦なくネタバレさせてもらいます。


■心を閉ざした永遠の救済

ソレヨリノ1

終と永遠は幼少期に出会っていました。その時、終は心を読む能力で永遠の両親の心を暴いてしまった為、それが原因で永遠は心を閉ざしてしまいます。(厳密には違うのですが)
永遠は再会してから終の能力(エンパシー)をひょんな事から見破ります。エンパシーの性質を終は永遠に全て明かし、エンパシーを以ってしても見えない永遠の「心の壁」を壊す約束をします。


■永遠と繋がる

姫野永遠

終の永遠を守りたいという想いから告白に繋がります。共通でHシーンに二回も入れてくれたminoriスタッフには感謝。
ソレヨリノ初のHシーンということもあっておかずになった人は多数いるでしょう(自分もその中の一人w)
一番初めに永遠のHシーンを持ってきたのは良かった部分でした。


■破局

ソレヨリノ2

ソレヨリノ3

この情景が共通で最も盛り上がり最も切ない所ですね。終は過去に永遠を傷つけた事を謝まる時、心を知ろうとしてエンパシーを使った事で永遠から見限られる事となります。
能力を保身に使ってしまい(実際はそうではないが)、更に永遠を傷つけることになってしまいます。
この後OPムービーが入りますが、破局からのCherishの流れが切な過ぎて感傷的になる部分となりました。


【個別】
■佐倉井真響 CV:春田花音 原画:sataりすく
幼馴染枠ヒロイン。幼馴染としてずっと終の傍にいて、終に対して好意を持っていました。
見所は元カノ永遠との比較と対立でしょうか。幼馴染だからこその距離感が沸々と感じられました。
残念な事にこの作品のメインヒロインは永遠ちゃんなので結ばれてもループして関係が元に戻ってしまいます。
中の人の名義は神がかりクロスハートの猫と一緒。最近よく聞く某声優ですねw
佐倉井真響


■都築はるか CV:日向美紅 原画:水野早桜
後輩でお嬢様。終の実体験を元にした小説「Star Clossed-Lovers」の熱烈な愛読者。ここがはるかルートの一番のキーポイントとなります。
永遠とは違った意味の底の読めなさが、シナリオを読み進めるにつれてじわじわと来ます。
個人的には彼女の話が作中で一番好きですね。シナリオ展開が容易に予測できず、また心理描写が緻密に描かれていました。
キャラ面については、シナリオ終盤に於いてやばいくらいの可愛さを出していました。え、こんなキャラだったの!?という感じでw
都築はるか


■姫野永遠 CV:くすはらゆい 原画:柚子奈ひよ
柚子奈さんのキャラデザが物凄く刺さりました。黒髪ロングはいいわーという事ですね。
性格に関してはクールな毒舌系。プレイ前とキャラの感触が大分異なってました。
シナリオに関しては、入籍する必要があったのかと疑問を呈したり、中弛み展開が否めない部分がありました。個人的には再び結ばれる前に心の奥に触れる段階が欲しかったところ。
永遠ルートに関しては、共通部分が一番良かったと言わざるを得ないですね。その代わりといってはなんですが、エロさは一番ありました。
姫野永遠2


【システム】
良点より不満点の方が多い。(いずれも大したことではないですが)
(1)Ctrlスキップが出来ない点。Enterを押し続けることでスキップできることをしばらくしてから発見しました。
(2)CGモードがクリア後でないと見れない。CGが途中で見れないのは良くなかったかな。

【音楽】
世界観と作風を重視して落ち着いた曲や悲壮感漂う曲が多め。曲調で盛り上がるのはやはりOP曲のCherishでしょう。
作詞を見ると感慨深いものがあります。

【総評】★★★★☆ (2015年シナリオゲーランキング暫定2位)(A)
心が抉られ、心を打たれる作品でした。重いテーマを作風として手掛けているのは鏡遊らしさがありますね。
特に共通、個別で永遠が関わってくる場面は台詞回しも独特でグサグサ来ますね。
残念な部分を上げれば転から結に掛けてのシナリオ展開の勢いがないことでしょうか。永遠の心の壁の理由付けが些か弱かったように思えます。
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category: エロゲ

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